近年、通信の向上やAIの発展プログラミングへの意識が高くなってきています。
これを読みつつ、あなたは本当にプログラマーに向いているのかを考えてみてください。これから始めてみたいという人、プログラマーになりたい方は是非参考にしてほしいです。
この記事の目次
プログラマーとはどんな仕事か
プログラマーはその名の通り、コーディング(プログラムを書く)をする仕事です。
ですが、コーディングだけでなく要件定義や設計、テストケース作成まで一通りやることが多いです。
その為「プログラマー」ではなく、「システムエンジニア」と呼ばれることが多くなりました。以下の文面では、プログラマーではなくエンジニア(技術者)と呼ぶことにします。
上流工程と下流工程で仕事をやる人が別れるんじゃないの?
と思う人もいるかと思いますが、しっかり分けているところは大手企業くらいでしょう。とりあえずプロトタイプを作ってみるのが、最近の流行りの開発方法(アジャイル開発)です。
- 要件定義:お客や企画した人の要件をまとめる
- 設計:プログラムの構成を考える
- コーディング:プログラムのソースコードを書く
- テストケース作成:完成しあプログラムをテストするための資料作成
エンジニアはただプログラミングができればいいと言うわけではありません。独学でこれら全てを勉強するというのも、かなり無理がありますよね。
ほとんどのエンジニアは、企業に入ってから本格的な開発方法を学んでいきます。
プログラミングは挫折する人が多い
僕はプログラミングで挫折した方を何人も見てきました。とくに独学だけでやろうとすると、さらに厳しい世界になっていきます。
昔プログラミング教室10ヵ月間通いましたが、最終的にエンジニアになった人は僕を含めて20人中、3人ほどでした。
なんでこんなにも挫折する人が多いのかと言うと、僕が考えるに
考え方がよくわからない
英語や専門用語ばかりで理解できない
この二つが大きな原因だと思います。
考え方がよくわからない
コンピュータ向けの言語なので、人間の考え方とは少し違います。その特殊な考え方を理解しなければいけません。
どれでもいいので一つの言語をマスターしてしまえば、他の言語も理解しやすいのです。
専門用語や英語ばかりで理解できない
過去に何人かにプログラミングを教えてきましたが、「何がわからないのかがわからない」と言う人が多くいました。
専門用語がわからないまま話しをされても理解ができないのは当たり前ですよね。英語に抵抗がある人だと、プログラムを見ただけで嫌になるかもしれません。
この辺りは慣れていくしかないので、最初は分からないからしっかり聞くようにしましょう。
フリーランスで仕事にするのはハードルは高い
Web広告などで3ヵ月でフリーエンジニアになれるなどの広告をよく目にします。これを見て3ヵ月で一人前のエンジニアになれると思ったら大間違いです。
仕事を取るのも一苦労
あなたが美容院にいって、普段より少し安い値段で新人に髪を切ってもらうか、普段と同じ値段で店長に髪を切ってもらうかどちらを選びますか?
答えはもちろん後者ですよね。少し払うお金が高くとも経験豊富な人にお願いするでしょう。これはシステムの仕事を依頼する人も同じです。経験や実績はとても大切だということです。
一人前になるにはどうしたらいいのか
僕が思うに最低でも2〜3年は企業で働くべきだと思います。
会社によってプロジェクトの進め方や使用するソフトウェアが異なるので、1社だけでなく2〜3社の企業で働くとさらに実績はあがります。
さらにエンジニアの人やIT系の企業と繋がりが持てるのも利点です。最初からフリーランスを目指すのではなく、就業して働くことの方が多くの利点があります。
エンジニアに向いている人
どんな人がエンジニアに向いているか。僕が考えるにエンジニアはこの中の2〜3つくらい当てはまる人は向いていると思います。
- 諦めない人、負けず嫌いな人
- 正確性を求められる人
- 論理的な人に考えられる人
- 計画的に物事を考えられる人
- わからない事をすぐに調べらる人
- ポジティブに考えられる人
- コミュニケーション能力が優れている人
- 楽をする為に頑張れる人
その中でも重要なのは以下の3つです。
諦めない人、負けず嫌いな人
プログラミングは幾度となく大きな壁にぶつかります。
それを乗り越えらえるかが、エンジニアになれるかどうかだと言っても過言ではないです。
わからない事をすぐに調べらる人
エンジニアはコーディングをするよりも調べる時間の方が長いかもしれません。
僕もすぐググる癖がついています。わからないことでも調べて自己解決できる人はどんな環境でも強いと思います。
コミュニケーション能力が優れている人
ほとんどのエンジニアはチームで仕事をします。
案外、知識が高い人よりコミュニケーション能力が高い人のほうが仕事では重宝されます。人と話すのが苦手だからという人には実は向いていない職業かもしれません。
どうやって勉強すればいいのか
習得が遅い人
習得が遅い人の特徴はCやJavaなどの言語だけ勉強して、何も作らずに終わっていきます。
プログラム言語の基礎勉強 → 応用勉強 → 作りたい物を決める → 制作 → 挫折
なぜこういったケースが多いかというと、
『基礎や応用の問題をたくさん解いたからといって実践とは違う』からです。
これだけ勉強したのに、自分は全然できないと感じてしまう人多くいます。
ではどういった勉強方法がいいのか具体的にご紹介します。
習得が早い人
独学でどうやって勉強すればいいのか? 答えは1つです。
『まず自分が作りたいものを作る』
これが一番いい勉強方法だと僕は思います。
例えばパズドラみたいなゲームを作りたい、ツイッターみたいなSNS作りたいとかなんでもいいです。
作りたいものを決める → どう作ればいいかを調べる → 制作 → プログラムはその都度調べて書く
まず基礎をやるより、必要な時に都度勉強して成果物を作りあげる方法です。なぜ習得が早くなるかと言うと、以下の理由があります。
- 目的がはっきりしているので、無駄なことは覚えない
- 実践的に学習することで、使いどころを把握でき覚えるのも早い
- だんだんと成果物ができるのでモチベーションがあがる
基礎からやることも間違いではないですが、最速でインプットするにはこの方法は最適だと思います。
まずは作りたいものをしっかりと決めてください。
まとめ
今回はプログラミングに興味がある人、エンジニアを目指した人向けに正直に書いてみました。
簡単にフリーランスエンジニアになれるよと謳う人も多くいますが、その道のりは険しいです。
もちろん違った意見の方も多くいると思います、そういった方はコメントで教えていただければ嬉しいです。
今後もこういった記事を書いていきますので、よかったら覗いてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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